シーリングの「打ち替え」と「増し打ち」の違いと使い分け

シーリング工事の見積書には「打ち替え」と「増し打ち」という2つの工法が出てきます。費用も耐久性も変わるため、違いを知っておくと見積の比較がしやすくなります。
打ち替えとは
打ち替えは、古いシーリング材をすべて撤去し、目地をきれいにしてからプライマー(接着剤)を塗り、新しいシーリング材を充填する工法です。目地の奥まで新しい材料に入れ替わるため、耐久性を確保しやすいのが特徴です。
増し打ちとは
増し打ちは、既存のシーリング材を撤去せず、上から新しいシーリング材を重ねて充填する工法です。撤去の手間がないぶん費用を抑えやすい一方、新しく充填できる厚みが少なくなり、耐久性は打ち替えより劣る傾向があります。
比較表
| 打ち替え | 増し打ち | |
|---|---|---|
| 既存材 | 撤去する | 残す |
| 耐久性 | 確保しやすい | 既存材の状態と厚みに左右される |
| 費用 | 撤去の手間があるぶん高め | 抑えやすい |
| 主な場所 | 外壁の目地(パネル・ALCなど) | 撤去でサッシ・防水層を傷めるおそれがある箇所など |
使い分けの考え方
外壁パネルの目地のように、動きが大きく防水上重要な場所は打ち替えが基本です。サッシまわりなど、既存材を撤去するとサッシや防水シートを傷めるおそれがある場所では、状態を見て増し打ちを選ぶこともあります。
見積書で確認したいポイント
- 打ち替え・増し打ちが場所ごとに分かれて書かれているか
- 数量(メートル)と単価が明記されているか
- 使用するシーリング材の種類と、プライマー・バックアップ材の有無
まとめ
打ち替えと増し打ちは、場所と既存材の状態で使い分けるのが基本です。シーリングLaBoでは、現地調査で目地ごとの状態を確認し、工法と数量を明記したお見積りをお出しします。
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